[大河ドラマ2023 どうする家康]第32話「小牧長久手の激闘」相関図・ネタバレ・考察・視聴率

第32話のあらすじ

「小牧長久手の激闘」

家康（松本潤）は秀吉（ムロツヨシ）１0万の大軍に対し、あえて前進し、小牧山城に兵を集めた。互いにどう動くか探り合いが続く中、康政（杉野遥亮）は秀吉の悪口を書き連ねて立て札をばらまいて秀吉を揺さぶる一方で、城の周辺に謎の堀を作り始める。徳川軍が守りに入ったと考えた池田恒興（徳重聡）は、秀吉に、家康を引っ張り出すために岡崎城を攻撃するという策を献上。進軍を開始するが、まさにそれこそが家康の狙いだった。

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第32話の相関図

現在の勢力図

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第32話のネタバレ

羽柴秀吉・豊臣秀吉（演 : ムロツヨシ）が陣を構えた楽田城では10万程の大軍勢で埋め尽くされていました。対する徳川家康（演 : 松本潤）はわずか6キロ離れた小牧山城に本陣を敷いていた。家康はかつて織田信長（演 : 岡田准一）が築いたこの城に掘りを増設して決戦の準備をしていた。

両軍の睨み合いが続く中、徳川本陣では総大将の織田信雄（演 : 浜野謙太）が１人恐怖にうろたえていた。これを酒井忠次・左衛門尉（演 : 大森南朋）が諫める。石川数正（演 : 松重豊）は戦が長引けば有利な条件で和睦を結ぶこともできると言った。すると、血の気の盛んな本多忠勝・平八郎（演 : 山田裕貴）は「勝利あるのみ」と闘志をみなぎらせていた。また、榊原康政・小平太（演 : 杉野遥亮）や井伊直政（演 : 板垣李光人）も同意見であった。若い家臣にとって老齢の数正の意見は周りくどいものなのかもしれない。家康は家臣団の間に入って仲を取り持ち、本多正信（演 : 松山ケンイチ）は羽柴軍を焚き付けることを進めた。

その方法は「農民あがりの秀吉を悪く言い、織田家への忠義を忘れたと非難する」ものであった。小平太が中心となって作成し、各地に触れ回った。それを見つけた池田恒興（演 : 徳重聡）が秀吉に報告した。秀吉は怒りを抑えながらも、家康は「この卑しき野人の子いひざまずく」と宣言した。

翌日、徳川本陣では新しい堀が作り始められていた。この堀作りを指示しているのは榊原康政である。小平太は同年齢の平八郎に追いつけ追い越せと武術を磨いてきたが、ついに追いつけなかった。そこで、頭脳を活かすことで徳川に貢献しようとしていたのである。

これをみた羽柴本陣では、「また守りを固めるとは肝の小さいものよ」と罵倒されていた。そのため、もはや力攻めするしかないと考えられていたが、秀吉はいまだに慎重であった。そこで、池田恒興は徳川の本拠地・岡崎城に攻め込み、小牧山城から徳川が出てくるところをたたこうと考えた。これは織田信長が得意とした中入りという戦術であり、桶狭間の戦いでも用いられた戦法であった。秀吉は気が進まなかったものの、池田恒興と森長可を中入り勢とし、羽柴秀次を総大将として３万の兵で岡崎城を攻め落とすことを決めた。

ついに羽柴軍が岡崎城に向けて動き始めた。これをみた徳川本陣は間違いなく中入りであるとし、本多正信は作戦通りだと意気込んだ。家康は「もとはしがない国衆で弱く臆病であったが、今川義元に学び、織田信長に鍛えられ、武田信玄に兵法を学び、そしてなによりよき家臣に恵まれたからだ」と士気を高めた。左衛門尉と数正は大きくなった主君を頼もしそうに見つめていた。

羽柴軍は徳川軍の奇襲攻撃により、池田恒興、森長可が討ち死にした。これが秀吉は出陣前の腹ごしらえ中であったため、あわてふためき、羽柴軍を岡崎城からの撤退を余儀なくされた。その夕方、徳川本陣では大きな勝どきをあげていた。織田信雄は家康の手をとって、大喜びしていた。その様子をみて、数正は不安を覚えていた。

第32話の視聴率

第32話 : 10.2 %（世帯10.2％、個人6.3％）

第31話 : 10.1％（世帯10.1％、個人5.9％）

第30話 : 9.4 %（世帯9.4％、個人5.8％）

第29話 : 11.6%（世帯11.6%、個人6.6%）

第28話 : 12.7%（世帯12.7%、個人%）

第27話 : 10.0%（世帯10.0%、個人6.1%）

第26話 : 10.7%（世帯10.7%、個人6.6%）

第25話 : 10.6%（世帯10.6%、個人6.3%）

第24話 : 10.0%（世帯10.0%、個人6.1%）

第23話 : 10.2%（世帯10.2％、個人6.2％）

第22話 : 10.8%（世帯10.8%、個人6.3%）

第21話 : 10.8%（世帯10.8％、個人6.4％）

第20話 : 10.4%（世帯10.4％、個人6.0％）

第19話 : 11.5%（世帯11.5％、個人6.8％）

第18話 : 10.9%（世帯10.9％、個人6.7％）

第17話 : 10.1%（世帯10.1％、個人6.0％）

第16話 : 10.7%（世帯10.7％、個人6.5％）

第15話 : 11.1%（世帯11.1％、個人6.5％）

第14話 : 11.4%（世帯11.4％、個人6.8％）

第13話 : 11.0%（世帯11.0％、個人6.4％）

第12話 : 11.0%（世帯11.0％、個人6.4％）

第11話 : 10.9%（世帯10.9％、個人6.7％）

第10話 : 7.2％（世帯7.2％、個人4.1％）

第9話 : 11.8%（世帯11.8％、個人7.1％）

第8話 : 12.1%（世帯12.1％、個人7.3％）

第7話 : 13.1%（世帯13.1％、個人8.0％）

第6話 : 13.3%（世帯13.3％、個人8.0％）

第5話 : 12.9%（世帯12.9％、個人7.7％）

第4話 : 13.9%（世帯13.9％、個人8.5％）

第3話 : 14.8%（世帯14.8％、個人8.8％）

第2話：15.3%（世帯15.3％、個人9.2％）

第1話：15.4%（世帯15.4％、個人9.6％）

次回予告

「裏切り者」

家康（松本潤）は小牧長久手の戦いで秀吉（ムロツヨシ）に大勝。しかし秀吉は織田信雄（浜野謙太）を抱き混んで和議を迫り、さらに人質を求めてくる。そのうえ、秀吉が関白に叙されたという知らせが浜松に届き、家康は名代として数正（松重豊）を大坂城へ送る。そこで数正は、改めて秀吉の恐ろしさを痛感。徳川を苦しめる真田昌幸（佐藤浩市）の裏にも秀吉の影を感じた数正は、決死の進言をするが、家康の秀吉に対する憎しみは深くーー。

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