[大河ドラマ2023 どうする家康]第29話「伊賀を越えろ！」相関図・ネタバレ・考察・視聴率

第29話のあらすじ

「伊賀を越えろ！」

信長、死すーーー。衝撃的な知らせが世を駆け巡る中、光秀（酒向芳）の命令で、家康（松本潤）は、浪人から村人まであらゆる者から命をつけ狙われることに。岡崎へ帰還すべく、家臣団と共に逃亡する家康に、半蔵（山田孝之）は、服部党の故郷である伊賀を抜けるべきだと進言する。光秀の追手を欺くため、忠次（大森南朋）らと別れた家康は、伊賀の難所を越えて、一路岡崎を目指すが、道中で謎の伊賀者たちに捕らわれてしまう！

https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

第29話の相関図

現在の勢力図

https://www.nhk.or.jp/ieyasu/history/

第29話のネタバレ

織田信長（演 : 岡田准一）は明智光秀（演 : 酒向芳）の大軍に襲撃され、宿所の本能寺で火を放ってはてた。光秀は主君を討ち取った後、長男の織田信忠も二条御所で討ち取った。光秀は京を制圧すると、同時に公家たちへの工作も開始し、次なる天下人への足場を固めていった。

徳川家康（演 : 松本潤）は茶屋四郎次郎（演 : 中村勘九郎）に危険を知らされたため、堺（大阪府）から三河（愛知県）を目指していた。しかし、茶屋四郎からもらった金も底をつき、農家から奪ってきた大根を分け合う始末であった。服部半蔵（演 : 山田孝之）は伊賀を越えて三河に向かおうと言いますが、伊賀の国（三重県）は織田との戦で荒廃しており、織田信長と懇意にしていた徳川を恨んでいるのではないかと一同は不安を隠せなかった。

そんな中、半蔵は服部党の故郷に入れば安心だと自信満々であり、小川城の城主・多羅尾光俊を案内した。多羅尾は甲賀忍者の親玉で、徳川は過去に何度も戦を手伝ってもらっていた。しかし、今や落ち武者同然の徳川を受け入れてくれるか疑心暗鬼であった。

そのとき、酒井忠次・左衛門尉（演 : 大森南朋）と石川数正（演 : 松重豊）は徳川家康の前に出て、追ってを欺くために三手に分かれることを提案した。家康は２人がおとりになることにすぐに気がついた。２人は若くない自分たちは足手まといになるから、これからのことは本多忠勝・平八郎（演 : 山田裕貴）や榊原康政・小平太（演 : 杉野遥亮）らに託して主従の別れを惜しんだ。

小川城の多羅尾光俊は城主というより、盗賊の親玉といったほうがしっくりくる風貌をしている人物であった。わざわざ城から出てきて満面のえみで家康一行を歓迎するなど、どうもうさんくさかった。しかし、城から食料を抱えた者の中に上ノ郷城攻めでともに戦った伴与七郎ばん よしちろうがいたのだった。これをみて家康一行の警戒心は解け、多羅尾の施しを受けた。

とはいえ、家康はなにからなにまで用意してくれる多羅尾を完全に信じきることはできなかった。そこで、多羅尾に感状だけを残して、家康は朝になる前に城をあとにしたのだった。

翌日、伊賀に入った家康は早速、伊賀忍者の集団に襲われて捕まってしまった。伊賀忍者たちは憎き信長を討ち取った明智に家康の首を渡すことで多額の報酬を得ようと考えていたのだった。家康は死を覚悟した。

するとそのとき、土間から軍師と呼ばれる男が現れた。それはかつて家康の家臣であった本多正信（演 : 松山ケンイチ）であった。三河一向一揆で家康と敵対し、消息不明となっていたが、まさか伊賀で軍師をやっていたとは。正信の機転により、家康は命を救われたのだった。

その後、家康一行は幾度となく危険な目に遭いながらも伊勢（三重県）の白子にたどり着くことができた。そこで、左衛門尉や数正とも再会し、無事に岡崎城まで帰還することができた。そして、本能寺の変から11日後、山崎の戦いで敗れた明智光秀は落ち武者狩りに遭って非業の最期を遂げたのである。

第29話の視聴率

第29話 : 11.6%（世帯11.6%、個人6.6%）

第28話 : 12.7%（世帯12.7%、個人%）

第27話 : 10.0%（世帯10.0%、個人6.1%）

第26話 : 10.7%（世帯10.7%、個人6.6%）

第25話 : 10.6%（世帯10.6%、個人6.3%）

第24話 : 10.0%（世帯10.0%、個人6.1%）

第23話 : 10.2%（世帯10.2％、個人6.2％）

第22話 : 10.8%（世帯10.8%、個人6.3%）

第21話 : 10.8%（世帯10.8％、個人6.4％）

第20話 : 10.4%（世帯10.4％、個人6.0％）

第19話 : 11.5%（世帯11.5％、個人6.8％）

第18話 : 10.9%（世帯10.9％、個人6.7％）

第17話 : 10.1%（世帯10.1％、個人6.0％）

第16話 : 10.7%（世帯10.7％、個人6.5％）

第15話 : 11.1%（世帯11.1％、個人6.5％）

第14話 : 11.4%（世帯11.4％、個人6.8％）

第13話 : 11.0%（世帯11.0％、個人6.4％）

第12話 : 11.0%（世帯11.0％、個人6.4％）

第11話 : 10.9%（世帯10.9％、個人6.7％）

第10話 : 7.2％（世帯7.2％、個人4.1％）

第9話 : 11.8%（世帯11.8％、個人7.1％）

第8話 : 12.1%（世帯12.1％、個人7.3％）

第7話 : 13.1%（世帯13.1％、個人8.0％）

第6話 : 13.3%（世帯13.3％、個人8.0％）

第5話 : 12.9%（世帯12.9％、個人7.7％）

第4話 : 13.9%（世帯13.9％、個人8.5％）

第3話 : 14.8%（世帯14.8％、個人8.8％）

第2話：15.3%（世帯15.3％、個人9.2％）

第1話：15.4%（世帯15.4％、個人9.6％）

次回予告

「新たなる覇者」

無事、浜松へ戻った家康（松本潤）。一方、秀吉（ムロツヨシ）は織田家の跡継ぎを決める清州会議で、信長の孫・三法師を立てつつ、織田家の実権を握ろうとしていた。そんな秀吉の動きを苦々しく見ていた市（北川景子）は柴田勝家（吉原光夫）との結婚を決意。秀吉と勝家の対立が深まる中、家康は旧武田領に手を伸ばす関東の雄・北条氏政（駿河太郎）との一戦に臨むことになる。

https://www.nhk.or.jp/ieyasu/