戦国時代の価値観と現代の価値観は全く異なり
現代人からするとなんだこの風習ってことも
戦国時代にたたあると思います
わしらの時代ではそれが当たり前なんじゃがなー
今回は戦国時代の人々の考えに少しでも寄り添うために
ちょっとした豆知識5つを紹介していきます!!
金雲
戦国時代の合戦の様子や街並みを描写した絵には必ずといっていいほど、雲が描かれています。これは金雲といって、絵に奥行きを持たせたり、見せたいものを強調したりする効果を狙っています。また、見えない部分への想像を刺激する意味もあります。
金雲で細かい絵を描くことを減らしているとか
合戦後の処刑
戦国時代では、合戦に負けた方の親子は処刑されてしまいます。負けた方の総大将が処刑されるのはまだしも、幼い子どもまで成敗しなくてもいいのではないかと思いませんか?
ところが、子どもを成敗せずに生き延びさせて、酷めにあった武将がいました。
それが平清盛です。清盛は源義朝に勝利し、義朝の子・源頼朝と源義経もろとも成敗しようと考えました。ところが、清盛の継母の嘆願により、2人は助命されます。その後はみなさんのご存知の通り。頼朝と義経が力はつけて、平氏を滅亡に追いやってしまったのです。
戦国武将はこの話を知っているから
大概の場合、親子もろども処刑しているのか
帽子の位置はあってるの?
戦国武将などの肖像画を見ると、帽子の位置が明らかにずれたところに描かれています。
どうしてこんな風に描かれるのでしょうか?
画家たちが面白がって、帽子の位置をずらしたのではありませんよ。そんなことをしたらすぐに斬られます。
実は武将たちが被っている立烏帽子は髷に紐を結んで固定します。そのせいで、後ろにはみ出てしまうのです。
笏の役割
肖像画をみると、多くの武将や貴族は笏を持っています。この笏の役割を知っていますか?
実はカンペなんです。もともと中国で、役人が話す内容を忘れないようにするために笏にメモをしていたといいます。それがいつしか威厳を示すための道具となり、装飾品となりました。
飛脚の値段
飛脚は江戸時代に郵便の役割を果たしていました。江戸幕府は各地に飛脚の宿場を置いて、郵便物をリレー形式で送り届けました。江戸から京都は500キロ近くありますが、飛脚リレーにより、2週間のところをわずか3.4日に短縮したといいます。
江戸時代に東海道が発達していたから
この速さを実現できるんだな
実は飛脚の値段は非常に高く、最速便であれば140万円もかかったといいます。そのため、庶民は普通便を利用し、値段は2千円ほどでした。
戦国時代にまつわる豆知識を今後も発信していきます!