姫

千姫（演：原菜乃華）は1597年に徳川秀忠（演：森崎ウィン）と江（演：マイコ）の長女として生まれました。1598年に、豊臣秀吉（演：ムロツヨシ）の遺言によって、千姫と豊臣秀頼（演：作間龍斗）の結婚が命じられました。そのため、千姫はわずか7歳のときに豊臣秀頼の妻となり、大坂城に入りました。

ふう・督姫（演 : 清乃あさ姫）は1565年に徳川家康（演 : 松本潤）の次女として誕生しました。督姫の母は西郡局（演 : 北香那）で、西郡局は今川家の重臣・鵜殿氏の支流の出身でした。今川家の凋落後、西郡局は徳川に属していました。

阿茶局・雲光院（演 : 松本若菜）は、飯田直政の娘として生まれました。飯田直政は甲斐（山梨県）を拠点に、武田信玄（演 : 阿部寛）に仕える武将でした。武田信玄と今川義元（演 : 野村萬斎）が同盟を結んだため、武田信玄の了解のもと、飯田直政は娘の阿茶局を今川家臣の神尾忠重に嫁がせました。

茶々・淀殿（演 : 白鳥玉季）は1569年に、浅井長政（演 : 大貫勇輔）とお市（演 : 北川景子）の長女として誕生しました。茶々が生まれた頃、父・浅井長政は織田信長（演 : 岡田准一）を裏切り金ヶ崎で織田軍を追い詰めていた時でした。

小松姫（演 : 鳴海唯）は1573年、徳川家康（演 : 松本潤）の重臣・本多忠勝（演 : 山田裕貴）の長女として誕生しました。幼名は「稲」または「於子亥おねい」といいます。兄妹には姫路城主となった本多忠政などがいます。

寧々・北政所（演 : 和久井映見）は杉原定利、朝日殿の次女として誕生しました。兄弟には木下家定、長生院、長慶院がいました。北政所は叔母・七曲殿の嫁ぎ先であった浅野家の養女となっています。北政所は1561年、豊臣秀吉（演 : ムロツヨシ）に嫁ぎました。この時、母・朝日殿は身分の差を違いに反対しましたが、兄・木下家定が説得したために、嫁ぐことができました。しかし、結婚式（祝言）は周囲に反対されたことと豊臣秀吉が貧乏であったことから藁を敷いて行われた質素なものでした。

仲・大政所（演 : 高畑淳子）は1516年、尾張（愛知県）に美濃（岐阜県）の鍛冶職人・関兼貞の娘として生まれました。姉妹に松雲院（福島正則の母）がおり、従妹には聖林院（加藤清正の母）がいました。

朝日姫（演：山田真歩）は1543年、竹阿弥と仲・大政所（演：高畑淳子）の娘として生まれました。豊臣秀吉（演：ムロツヨシ）の妹でありながら、父が異なるとされ、豊臣秀長（演：佐藤隆太）とは同父であると言われています。

お市の方（演 : 北川景子）は1547年、尾張（愛知県）に織田信秀（演 : 藤岡弘）の五女として生まれました。兄・織田信長（演 : 岡田准一）とは13歳も離れているが、母は同じ土田御前と言われています。

亀姫(當間あみ）は、1560年に駿府（静岡県）で生まれました。父親は松平元信（後の徳川家康（松本潤））、母親は瀬名・築山殿（有村架純）。亀姫は長女として生まれ、同母兄に1歳違いの松平信康（細田佳奈多）がいます。

於大・伝通院（松嶋菜々子）は1528年に尾張（愛知県）に水野忠政の娘として誕生しました。水野家は知多半島で勢力を拡大した豪族であり、父・水野忠政は隣接する三河（愛知県）で権力を振るっていた松平清康と関係を深めようとしていました。

於愛・西郷局（広瀬アリス）は1552年（または1561年）に遠江（静岡県）に戸塚忠春という武士のもとで誕生しました。戸塚忠春は今川家に仕えており、母方の三河西郷氏は月ヶ谷城を本拠地とする国衆でした。