まひろ（紫式部）が皇后・彰子に出仕をはじめましたね
これから道長様の命を受けて
「源氏物語」を紡いでいくわ
まひろは周りの女房に屈することなく
宮中生活を送ることができるのでしょうか
第33話のあらすじ
「式部誕生」
道長（柄本佑）に頼まれ、まひろ（吉高由里子）は彰子（見上愛）が暮らす藤壺に住み込みで働き始める。まひろは早速、物語の続きを書こうとするも、宮中での暮らしに慣れず、思うように筆は進まない。悩んだまひろは、道長の反対を押し切り、家に戻って執筆することに。この頃、一条天皇（塩野瑛久）の命で除目の儀に復帰した伊周（三浦翔平）が不穏な動きを見せ始めていた。数ヶ月後、書き進めた物語を持って藤壺を訪ねると…
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第33話の相関図
第33話のネタバレ
彰子（見上愛）に仕える女房達の中には、高貴な女性が存在します。そういった人たちは、一条天皇（塩野瑛久）に物語を書く役目のまひろ・紫式部（吉高由里子）に対して反感があります。まひろは、藤式部（とうしきぶ）という称号を与えられ早速仕事に取組みはじめました。しかし、ほかの女房たちがあわただしく動き回りますので、執筆に集中できません。まひろは、夜遅くまで執筆をした後に女房達と一緒に寝ます。そこには、いびきが大きいものがいたので、気が散ってなかなか眠れません。
当時は雑魚寝が一般的で大変ですよね
翌朝早く他の女房たちが働き始めると、自分だけ執筆活動をするわけにはいかないので、慣れないことをまひろも手伝います。慣れないことをするので、まひろは夜になるころにはクタクタになっていました。そのため、物語を書くことはできませんでした。
毎日、このような状況になったので藤原道長（柄本佑）に手紙をだします。「実家に戻って執筆活動に集中したい。」道長は、まひろをすぐに呼び出します。「帝は、続きができればお前に会いたいと仰せだ。お前の才で、なんとか藤壺に帝を呼びたいのだ。頼む。」
紫式部は実際に藤原道長から源氏物語の執筆をお願いされていたようです
道長は、一条天皇の心が藤原伊周（三浦翔平）に向いていることに危機感を感じていました。彰子がこのまま皇子を産まなければ、伊周が権力を握る可能性があるからです。
「私が書くものに、まことにそのような力があるのでございましょうか。」「わからぬ。されど、今の俺にはそれしか方法はない。これは、賭けなのだ。一条天皇に献上した物語の続きであれば、書いておる。今後の構想もある。必ず実家で書き上げてくる。」「わかった。」
源氏物語が政争のためなんですね、、、
道長は渋々、まひろの申し出を了承しました。まひろは、藤壺を去る前に彰子に挨拶に行きます。まひろは、彰子と二人だけで会話を交わします。「お寒うございませんか。」「私は、冬が好き」まひろは、彰子が自分の気持ちを話したのを初めてみました。その日、彰子は桃色の着物をまとっていました。「桃色のお着物よく似合っております。」「実は、私は青空のような青色が好きなの。」女房たちはみな、彰子が桃色が好きだといっていたことから、まひろは違和感を感じます。あまり時間がなかったので、彰子はまひろが帰る間際に何か話したそうにしていました。
まひろは、たった8日で実家に帰りました。藤原為時（岸谷五朗）をはじめ、みなに驚かれます。まひろは、帰ってすぐに執筆を始めました。
まひろは執筆活動に専念できなくなって
結局、実家に帰っちゃうんですね
1006年（寛弘3年）5月、まひろは原稿の続きを届けに藤壺を訪れます。彰子に挨拶に行くと、彰子も続きを読みたがります。そのため、まひろは彰子に設定を伝えます。「帝みたい。その皇子の名前は？」「光る君でございます。」その後、まひろは再び道長を経由して一条天皇に物語の続きを献上しました。
タイトルの光る君がここにきてでてきましたね
すると、一条天皇は藤壺にやってきます。一条天皇、まひろだけではなく、道長と彰子が同席します。こうして、まひろは一条天皇と再会しました。「物語に心を奪われたのだが、なぜだろうか。」「それは、かな文字だからではないでしょうか。やまと人の心を捉えるには、カナ文字だと思います。」「みんなに読ませたいのう。」
「かな文字」は平安時代に生まれたのよ
後日、道長はまひろに物語の褒美として扇子を送りました。7月に入り、興福寺の定澄が道長を訪ねてやってきます。定澄は、自分達の意見を聞くようにと脅してみます。「やれるものなら、やってみよ。」道長は売られた喧嘩をかいました。
第33話の視聴率
10.4 ％（世帯視聴率 : 10.4 %、個人視聴率 : 6.0 %）
次回予告
「目覚め」
興福寺の僧らが都に押し寄せ、朝廷に要求を突きつける非常事態。道長（柄本佑）は事の収拾に奔走する。一方、まひろ（吉高由里子）は物語を書き進め、宮中の話題を集めるが、狙いである一条天皇（塩野瑛久）と中宮・彰子（見上愛）の関係は深まらない。道長が熱望する彰子の懐妊はほど遠く、さらに都で病や火事など、不吉な出来事が続いたため、道長は一世一代のある決断をする。そんな中、天皇がまひろを訪ねてきて…
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