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[大河ドラマ2024 光る君へ]第31話「月の下で」相関図・ネタバレ・考察・視聴率

合戦
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ひろ
ひろ

2週間ぶりの大河ドラマですね

まひろはカササギ物語が消失してショックなんでしょうか

紫式部
紫式部

そんなこともあるもんよ

次の作品を書きたいけど紙が足りないのよねー

ひろ
ひろ

そんなときに藤原道長がまひろのところを訪れていますね

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第31話のあらすじ

月の下で

ある日突然、道長(柄本佑)がまひろ(吉高由里子)を訪ねてくる。道長はまひろに、一条天皇(塩野瑛久)に入内するも、相手にされず寂しく暮らす娘・彰子(見上愛)を慰めるために物語を書いてほしいと頼み込む。しかし、真の目的は…。一方、宮中では年下の斉信(金田哲)に出世で先をこされた公任(町田啓太)が参内しなくなってしまった。事態を案じた斉信が公任の屋敷を訪ねてみると、思いがけない人物と遭遇する。

https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

第31話の相関図

第31話のネタバレ

まひろ(吉高由里子)は突然やってきた藤原道長(柄本佑)を家に招きいれ話をします。

「まひろ「カササギ語り」を読ませてくれないか。面白ければ、中宮・藤原彰子(見上愛)に献上しようと思う。」「ごめんなさい。「カササギ語り」は燃えてなくなってしまったの。濁を倒してしまって。」

「ならばもう一度、思い出して書いて欲しい。」「そのつもりはありません。燃えたということは、残すほどの物でもなかった。」

「ならば中宮のために、新しい物語を書いてくれないか。寂しく暮らしている中宮さまをお慰めしたいんだ。」「そんなに簡単に新しいものはかけない。」

「考えてみて欲しい」道長は、そう言いながら帰っていきました。

道長の嫡男・藤原頼道(渡邊圭祐)は元服して、正五位下の位を得ました。そのため、源明子(瀧内公美)はねだります。

まもなく元服する息子たちを同じ地位にしてください。私は、醍醐天皇の孫。北の方様は、宇多天皇のひ孫。ただの嫡妻と妾とはわけが違います。」「倫子の家には世話になった。土御門殿は財もある。それがどれだけ私の後押しになったか。」

「私には血筋以外なにもないとおっしゃりたいんですか。」「内裏で息子同士が争うことがあってはならない。明子が争う様子を見せれば、息子たちもそういう気持ちになってしまう。気をつけよ。」

倫子(黒木華)とは気持ちがすれ違い、明子のところでも安らぎが得られない道長は、内裏で過ごすことが多くなってきます。

まひろは、あかね(泉里香)に「枕草子」の感想を訪ねてみます。あかねは「枕草子」には、生々しいものがないため惹かれないという。そして、あかねはまひろに歌を聞かせました。この日、まひろはあかねから「枕草子」の写本を借りました。

ききょう・清少納言(ファーストサマーウイカ)はききょうらしい「枕草子」を書いた。あかねも自分らしい歌を詠んでいる。まひろは、自分も自分らしい物語を書くことを決めました。藤原彰子(見上愛)のために物語を書くことを決め、道長に文を送りました。すると、すぐに道長はもずひこ(本多力)と従者を連れて家にやってきます。大量の越前紙を届けにきたのです。

「ありがとう。面白い物語が書けるように、精一杯つとめる。」

そして、知恵を振り絞ってまひろは作品を書き上げました。道長に知らせると、すぐにやってきました。

まひろの物語をすぐに読みます。道長は、笑い転げながら読みます。

「飽きずに、楽しく読めた。」「笑ってくださる道長様を見て、何か違う気がしました。」

「何を言っておる。これで、十分面白い。」「中宮様も同じように思うでしょうか。」

道長は、言葉を濁します。そのことに、まひろはすぐに反応します。

「中宮様と申し上げると、目がうつろになっておりました。」「お前にはかなわぬな。本当は、帝に献上しようと思っておった。亡き定子様の呪いから帝を解き放ちたい。それを申せば、政の道具に使うことを嫌うだろう。ゆえに偽りをもうした。すまぬ。

「帝に献上するのであれば、違う物語を書く。一条天皇がどんな人なのか教えて欲しい。生身の一条天皇を。」

道長は、一条天皇のことを詳細に伝えました。道長は、亡き定子にとらわれていることを打ち明けました。

「心がダメだと思っても、体が執着してしまう。道長様の知らないところで、帝も苦しみなのだと思います。」「それも人ゆえか。」「女も人ですよ。」

まひろはかつて藤原公任(町田啓太)に地味でつまらない、身分の低い人はダメだと言われたことがあるが、今はその公任のところで働ている。「許すことができぬのも人。諦めたり許したりできるのも人だからでございましょう。」「人とは難しいものだな。」「人とはなんなのでしょうか。」

やがて、道長は自分の一家の闇をまひろに打ち明けました。

「我が家は下の下だ。驚いただろう。」「人はみな闇を抱えております。私も闇を抱えて、これまで生きてまいりました。」

そして、まひろは月を見上げてつぶやきます。

「人はなぜ月を見るのでしょう?」「誰かが一緒に見ていると思いながら、俺は見上げていた。みなそういう思いを抱えながら見ているのではないかな。」

道長は、まひろに対する思いをこらえながら帰っていきました。

その後、まひろは執筆活動に没頭します。そして、一条天皇に奉納する物語を仕上げ道長を呼びました。

「これがダメなら、私のこの仕事は終わりでございます。どうか帝に献上してください。」

しかし、道長は物語を読んで戸惑います。一条天皇が怒る可能性がある作品だったからです。それでも、道長は一条天皇にまひろの物語を献上しました。

道長が帰った後、一条天皇はまひろの作った物語を読みます。読み進めていくと、一条天皇と定子をモデルにした人が描かれていました。

第31話の視聴率

10.3%

次回予告

「誰がために書く」

道長(柄本佑)の思惑通り、一条天皇(塩野瑛久)はまひろ(吉高由里子)が書いた物語に興味を示す。そこで道長は、まひろに道長の娘・彰子(見上愛)が暮らす藤壺へあがり、女房として働きながら執筆することを提案。狙いは、一条天皇が物語の続きを読むため、藤壺へ来ることを増やし、彰子との仲を深めるきっかけにすることだ。まひろは道長の提案に戸惑うが、父・為時(岸谷五朗)に背中を押され…

https://www.nhk.or.jp/ieyasu/